Peugeot's Lab.

※ 作業は自分自身のリスクにおいて行ってください。

エアーエレメント(エアーフィルター)の交換

フランス車に限らず、エアクリーナーは重要な部品です。
がしかし、スポーツ走行をする方以外は、あまり重要視されていない気がします。
かくいう私も、前回交換してから、またしても30,000Kmも使っています。
20,000Km位使用していた車検時に見てもらったら、まだ大丈夫という判断だったので、
その時点では清掃のみにしたのですが、別に高価な部品でも無いし、交換も難しくは無いので交換することにしました。


まず、インテーク側のインレットダクトを取り外します。
これは、メンバーに10mmの六角ボルトで留まってます。

結構汚れてるはずなので、外したついでに掃除するのも良いかもしれません。

インレットを外す理由は、そのままではダクトが邪魔で、
エアークリーナボックスの蓋の右下のビスに届きません。
インレットを外すことによって、ダクトの自由が少し出来るので、
なんとか届くようになります。



エアークリーナーの蓋を外します。
これは、プラスビスで7箇所留まってるので、すべて緩めます。
(ビスは外れずに蓋の側に残ります)

次に(順序は逆でも問題なし)、エアクリボックスを固定しているナットが1箇所、
ボックスの左奥(バッテリーケースの横)にあるので、外します。
手前は太いピンが2本刺さって固定しているだけなので、
引き上げるとボックスはフリーになります。


エアクリボックスはあと、スロットルボディとブローバイの配管が刺さってるので、
それらを外します。

まずはスロットルボディ側のバンドを緩めます。


次にブローバイのホースを外しますが、金具の取り扱いに注意します。

金具が外れれば引き抜くだけです。


スロットルボディから、エアクリボックスと一体となっているダクトを引き抜きます。
けっこうしっかり刺さっているので、少しづつ緩めるように外します。

クリアランスが少ないので、上蓋だけにして外した方が楽かと思います。


今回も純正部品での交換です。

純正交換タイプの社外品のスポーツフィルターもいろいろ出ており、
洗浄して繰り返し使えるものがほとんどですが、
面倒臭がりの私としては、洗浄してまで使うとは思わないので、これでよしです。

ちなみに部品番号は、1444.F7
この手の製品ではメジャーなメーカーのMann社(Germany)製でした。

一応20,000Km走行時に清掃してあるとはいえ、
さすがに30,000Km使うと結構汚れてます。


今度は取り付けです。
私は先にエアクリボックスの下側を付けてから、
エアクリを置いて、その後上蓋を取り付けました。
先にエアクリボックスを組んでから付ける方法もあるようなので、その辺りは好みです。

ただ、外すときと同じように、ダクトのスロットルボディへの挿入が結構きついので、
その辺りのことを考えて組み付けるのが得策ではないかと思います。


(07.7.15追記)
これまでずっと純正ばかり使っていたのですが、
今回初めて、社外品を使ってみることにしました。
とはいっても、スポーツ系ではなく、純正互換品です。

今回使ったのは、BOSCHのAF-PEU-4ってのです。
純正のサプライヤーはここのところMANN(C32 123)だったので、
もしかすると箱だけ違うのかとか思ってましたが、中身もれっきとしたBOSCH製。
それも純正とは若干構造が違い、
外(吸気)側のひだひだの上に不織布のようなフィルターが貼ってあります。

ちなみに某専門店のヤフオク処分品ですが、2つ買って送料払っても純正1個より安かったり。
(断っておきますが純正も決して高い値段ではないです)
それに落札から取付まで24時間掛かってないのは、ある意味凄いかと。

(09.4.30追記)
以前に買い溜めた、純正互換品のBOSCHのAF-PEU-4を使いきったので、
またしても純正に戻しました。
ところが、さすがに306乗りのことなんて構ってられないのか、
ディーラーに在庫はなく取り寄せとなってしまいました…。

後日取りに行くと、中身がMANN(C32 123)から、MAHLE(LX 744)になってました。
といっても、生産国がGERMANYから、AUTRICHEに変わったくらい。
若干つくりは良いかもしれない気がします。

実はMAHLEのサイトで、面白そうなものを見つけてしまいました。
純正品番:1444.F8…これは今度のお楽しみにしよう。


(10.2.28追記)
前回購入した純正部品の1444.F7が、MANNからMAHLEになっていたので、
今回は、そのMAHLEのLX744で探してみました。

OEM部品の大手サプライヤーですので、検索するとちゃんと出てきます。

価格も純正の30%オフ位で入手できますが、送料を含めるとほぼ同じ。
でも、純正はしょぼいビニール袋入りですが、こっちはちゃんと箱入り。
それも裏表で言語表示が違うといった、結構凝ったデザインです。

中身も純正(下)に比べると、
“KNECET”のロゴやら、“micro-star”の表記やら賑やかですが、モノは同じです。
(当たり前ですが…)



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