Peugeot's Lab.

※ 作業は自分自身のリスクにおいて行ってください。

リアートリムの取付

リアートリムを取り付けてみました。
・・・と書くのは簡単なのですが、最近までこの存在すら知りませんでした。

或る日、都内某ファミレスの駐車場で、306仲間のHiさん、茶ぼうずさんと、
306を肴にうだうだしていた際、Hiさんがあることを口走りました。
“・・・306って、リアのここにカバー被ってるのありますよね”と。

これまで、いろいろな306を見てきましたが、そんなの見たことありません。
もしかしたら気づかなかったのかもしれません。
何でここはフレーム剥き出しなんだろうとは、かねがね思ってはいましたが、
所詮は大衆車。そんなもんなんだろうとしか考えてませんでした。

帰って、早速担当のメカニックにチェック入れますが、イメージが湧かない様子。
で、パーツリスト出してきて確認すると・・・ありました。お目当てのリアートリムが。
さっそく発注したのは云うまでもありません。

ちなみに、当初から装着されているのは、
N3・・・XSi(5dr)、XT
N5・・・S16、Cashmere
だそうです。例によって、良く分からないセレクトですが。


これが、リアートリム(部番:7472.GG)一式です。
ご覧の通り、テールランプ上左右とセンター3ピースになってます。

ちなみに、思っていたよりは高価なパーツでした。


取り付けは、リベット(部番:6972.06)とスクリュー(部番:6925.78)、各2個です。


最初にハッチのウェザーストリップを外します。
全部外す必要はなく、トリムが付く場所だけで構いません。
つまり、テールランプユニット上部間を外します。

ウェザーストリップは、ただ挟んであるだけなので引っ張れば取れます。


ウェザーストリップを外したら、今度はテールランプユニットを緩めます。
電球交換と同じ要領で、カバーを留めているノブ2つを回せば簡単に緩みます。

テールランプユニット自体は外しませんが、後ろのカバーは一旦外します。


カバーが外れたら、左右のトリムを仮付けします。
位置を合わせて、トリム外側のリップ上のものを、ボディー側のリップと一緒に、
ウェザーストリップで挟み込めば完了です。


裏側から見たところ。

テールライトカバーを外すのは、トリムのカバー側にもリップがあり、
カバー取り付け時に共締めするためです。


ちょうどテールランプユニットの肩の部分の裏に取付穴があります。
最終的には、ここをスクリューで留めて固定しますが、
今の段階ではそのままにしておきます。


左右のトリムが仮付けできれば、後はセンターのトリムの取り付けです。
左右のトリムの上から被せ、ドアキャッチの部分に干渉しないようにします。


次に、センターのトリムに開いている穴と、フレームに開いている穴の位置を合わせます。
センタートリムは、サイドのトリムの上に被っている状態になってるはずです。


取り付けるリベットです。
形を見ただけでは、どのようにして使うのか分からないです。
(現に私も使い方間違えて、1組没にしてしまいましたが・・・)

高い部品ではないのですが、意外と本国オーダー品だったりして。


このリベットの使い方は、突起部を押し込むことによって、
下の爪が開いて固定されるというものでした。

ただ、真っ直ぐ押し込むのみちょっとしたコツが要るようです。
片側はまたちょっと失敗してしまいました・・・(T_T)


押し込むとこんな感じです。
ただ、押し込みすぎると、そのまま抜けてしまいます。

ちなみに裏側はこんな感じになります。
爪が開いて留まってる感じ・・・分かりますか?


今のところテールランプ側はウェザーストリップで挟んであるだけなので、
そのままにしておいたテールランプ裏の穴から、スクリューで締めます。

このスクリュー、タッピングになってるのでそのまま締めれば完了です。
ただ締めすぎには注意です。程々が肝心です。
ネジ頭はT20のトルクスになっています。


これで完了です。
ちょっとしたパーツなのですが、これがあると無いとでは心理的な安心感が段違いです。
これで心置きなく、荷物が入れられます。


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