この場に及んで、ヘッドユニットを交換しました。
以前からもう少し良いヘッドユニットに交換したいとは思っていたのですが、なかなか踏ん切りがつかなかったのです。
しかし、SONYが国内の車載市場から撤退するのと前後して、在庫品がかなり激安だったので、
例によって、“ポチっと”してしまいました。
’01 StylePleinairは純正でSONYの市販品、MDX−C5400Xが装着されています。
そのためSONY製品なら、既存配線が全くそのまま生かすことが出来るため、簡単に入れ替え出来ます。
ただ、2003年3月以降に発売の製品から、取付金具が変更になっていますので、そちらは入れ替えなければなりません。
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まず、飾り枠を外し、本体を引き抜きます。
枠は、本体の取り付け金具に引っかかっているだけなので、
枠の左右を押しながら手前に引けば簡単に外れます。
本体も左右の爪で留まってるだけなので、
その爪を押しながら、両手で手前に引っ張れば抜けます。
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引っ張り出すとこのような感じです。
写真左から、ステアリングリモコンのコード、CDチェンジャーのBUSコード、
メインハーネス、ETCのグランド(アース)、チェンジャーからの入力プラグ、
そして右端はアンテナのコード。
…あまり見たくない光景です。
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今回購入したのは、SONYのCDX−M7810。
1枚がけのCDヘッドユニットの最上級機(の筈)です。
SONY製で唯一、24bitのDACにBurr-Brown Products/TIのチップを採用している機種です。
…それにしては、外観は結構安っぽいです(悲)。
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次に取り付け金具自体を取り外します。
元々付いているのも、SONYのGMD−236なのですが、
今回購入のCDX−M7810の推奨がGMD−237なので交換してしまいます。
フレームは爪を曲げて留めてあるだけなので、
小さめのマイナス(−)ドライバーを使って、曲げ戻してやります。
戻したら、あとは引き抜くのみです。
この際に配線を傷つけないよう、くれぐれも注意します。
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余談ですが、取付フレームを取り外すと、フェイスプレートの取り付けボルトが見えます。
知らないとこんなところでボルト留めされてるとは思わないので、
力ずくで外そうとしてしまいがちですが、
この5mmのナットを外さないと、フェイスプレートは外れません。
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今回交換する、GMD−237(左)とGMD−236(右)。
フレームを爪で曲げて固定するのは変わりませんが、
本体の固定方法は、ちょっと変更されています。
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配線を噛み込まないように注意しながら、フレームを挿入します。
きちんと嵌れば、あとは爪を数箇所曲げて固定します。
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新旧比較。
CDX−M7810(上)と、MDX−5400X(下)。
デザイン的に小さく見えますが、ボリュームは結構あります。
新しい方が、操作系のボタンがすべて小さいので、使い勝手は悪くなってます。
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裏側からみたところ。
サブウーハーへの出力が増えている以外は、全く同様なレイアウトです。
この機種は、ワイヤードリモコン対応機種なので、
ステアリングリモコンも全く問題なく使えます。
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フレームへ固定する爪を取り付けます。
実は位置決めが簡単に出来るように、ネジ穴の横に突起があるのですが、
このピッチが本体側と微妙に合わなくて、ちょっと調整に手間取りました。
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横側の比較です。
MDX−5400X(上)と、CDX−M7810(下)。
穴の位置などはほぼ同一です。
下のほうに写っているのは、本体取り外し用の冶具です。
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本体固定用のロッドとブッシュ、アンテナのISO/JASO変換プラグは、
元々付いていたものをそのまま流用しました。
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配線をすべてヘッドユニットに接続したら、取付フレームに装着します。
カチっと音がするまで押し込めればOKです。
MDX−5400Xもそうでしたが、
今回のCDX−M7810も盗難防止対策で、フロントパネルが脱着式です。
無用な傷を付けないためにも、最後にフロントパネルを取り付けます。
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最後に飾り枠と、フロントパネルを取り付けたら完成です。
飾り枠はGMD−236とは違い、かなり精度良く取り付けられるのですが、
逆に、取説のように冶具を使って取り外すことは困難かと思います。
(結局、薄い磁気カードの類を隙間に差し込んで爪を外しました)
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交換前(上)と交換後(下)。
写真では判りづらいかもしれませんが、以前のより本体が結構前に出ています。
イルミネーションの色調が青系統になってしまい、
全体からちょっと浮いた感じになったのが残念ですし、
日が当たると、FLディスプレイは全然見えません。
それでも、さすがに音質は向上しているようで、
BBのDACを通ってないCDチェンジャーからの音でも、
以前とは分解能が違う気がします。きっとアンプ部の性能の差なのでしょう。
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