どうも、“アイドリングが安定しないと、アイドルステッパーモーターが汚れている”というお約束らしいです。
うちのクルマ、別にアイドリングも安定しているのですが、エアクリもプラグも新調したことですし、
もののついでにスロットルボディを含めて清掃するつもりでした。
ところが、蓋を開けたら意外とスロットルボディは綺麗だったので、外さずそのままにして、
実は簡単に外れるアイドルステッパーモーターのみを清掃しました。
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エアークリーナーボックスを外したところ。
この写真のようになれば、あとは上へ引き上げるだけです。
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次に、スロットルボディにブローバイの配管が刺さってるので、それを外します。
(外さなくても、ステッパーモーターは取り外せるとは思います)
まずはスロットルボディ側のバンドを緩め、そのまま引き抜くだけです。
ただ、バンドを緩めるのはちょっとしたコツが必要かもしれません。
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ブローバイのホースを外したら、次にステッパーモーターの配線を外します。
ステッピングモーター横の爪を緩め、引き抜くだけで簡単に外れます。
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スロットルボディのぺーンを吸気側から見た状態。
思ったより汚れてませんでした。
ただ、実際はぺーン横からステッパーモーターへと繋がっている横穴とがが、
結構汚れているのですが、それも許容範囲だったので、
スロットルボディ自体は取り外さずそのまま清掃するだけにしました。
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いよいよステッパーモーターを取り外します。
ステッピングモーター本体は、スロットルボディ本体に、
T20のトルクスネジ2本で取り付けられています。
取り付けネジを見ていただければ分かるのですが、
一度もバラしていなければ、緩み止めが塗布されていると思います。
ということは、通常は外すべきではないということなので、あとは自己責任です。
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取り外したアイドルステッパーモーター。PHILLIPS製でした。
思った以上に綺麗でしたが、それでも軸の部分はカーボンで覆われています。
この後の清掃に備えて、根元のOリングは外しておきます。
このようなゴムやプラスティックパーツは、溶剤に対して弱いので、
養生するに越したことはありません。
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がしかし、キャブクリーナー(WAKO’Sのエンジンコンディショナー使用)一吹きで、
あっさり汚れが溶け落ちたので、そんなに汚れてなかったのでしょう。
後は、確実に元通りにすれば完成です。
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さて、クリーニングの終ったステッパーモーターですが、最後の締めは初期化です。
初期化の方法ですが、
1.キーをONの状態で20秒間
2.キーをOFFの状態で20秒間
3.普通にエンジンスタート
これででリセットが開始されます。
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