随分フラットブレードワイパーもスタンダードになってきました。
汎用品も続々増え、選ぶということができる時代に。
そんな中、以前Valeoの汎用品(LHD用)を加工して取り付けた第1段、
BOSCHの汎用品、“エアロツインマルチ”を取り付けた第2段に続き、
またしてもエアロタイプのフラットブレードワイパーを取り付けました。
今回も国産用の汎用品。もちろんRHD用です。
昨年秋、カー用品メーカーのカーメイトが、国産車のリプレイス品として発表したのが、
今回装着した、“フラットワイパー Vクリア”。
それだけならあまり食指が動かないのですが、共同開発先があのValeo。
これはちょっと面白そうです。
BOSCHのAerotwin Multiのときは、今でこそ大半の自動車用品量販店で扱うようになっていますが、
当時は探さないと置いていない状態。
でも今回のVクリアは、先にお店で見つけているので、そんな心配はありません。
ただ、何か罠がありそうな予感…。
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これが 今回装着した、“フラットワイパー Vクリア”。
結構立派なプラケースに入っています。
“Valeo”のイメージカラーのグリーンもデザインされていますが、
ケースの下の方なので、実は目立たなかったり。
BOSCH程の知名度もありませんし…。
このVクリアーも、BOSCHのAerotwin Multiと同じく、リフィル交換式です。
ただしリフィルの発売は、メーカー発表で2009.3月。
現時点ではまだ供給されていません。
今回使うものは、運転席側がVC55(550mm)、助手席側がVC50(500mm)。
同一長さでのバネ圧違いのラインナップは残念ながらありません。
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これまで使っていた、BOSCHのAerotwin Multiとの比較です。
上の写真は、BOSCHの上に重ねて置いてみましたが、
一回りスリムな印象を受けます。
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真ん中の写真は、運転席側(左)がBOSCHのAerotwin Mult、
助手席側(左)がVクリアーです。
この写真の方がスリムな感じはわかりやすいですね。
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下の写真は、クリップカバーの比較。
写真では、Vクリアー(左)の方が大きく感じますが、実際はそんなに大きさを感じません。
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取り付けは至極簡単…だった筈ですが。
Aerotwin Multiのように、カバーを被せるタイプではないので、
そのままU字フックをクリップに引っ掛けます。
ところが…ロックしない。
輸入車のU字フックの内寸が11mmなのに対し、国産車用のそれは7mm。
この製品は国産車用なので当然ながら7mmです。
そのためユルユルの状態で、このままでは使えません。
…どうしよう。ドラえも〜ん。
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といっても始まらないので、さっさとクリップを外してしまいます。
取り外しは、思ったよりしっかり嵌っていて、
軸とクリップの隙間に、細身のマイナスドライバーで軽く抉ってやる必要がありました。
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ということで、ドラえもんのポケットから取り出した(爆)、クリップの数々。
当然ながらクリップ単体での販売なんてありませんが、
何故だか各種類出てきました。
左から、
・取外したVクリアーのクリップ
・ValeoのSILENCIO X・TRMシリーズ(LHD用)のもの
・BOSCHのマルチクリップ(TOP-IMP'S付属品)
・新車装着ワイパーのクリップ(同じくBOSCHのH10)
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どれにしようかな・・・でないのですが、結局同じメーカーということで、
ValeoのLHD用の汎用品フラットワイパーのクリップを使うことに。
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当然と言えば当然なのか、軸径は一緒だったので、
取り付けは角度を合わせて嵌め込むだけ。
取り付けてみた結果、ほんの少しクリアランスが大きいのか、
動きがスムースになり過ぎたようですが、
ガタも無いし、この方が良いのかもしれません。
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裏から見ると、こんな感じです。
あとは、U字フックにパチンというまで差し込めは作業終了です。
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